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お知らせ

新型コロナ感染症による後遺症に対するはり灸治療

2022年8月27日

新型コロナ後遺症を主訴とした患者様がチラホラ来院されるようになりました🧐

 

症状の軽重や病状で適応不適応はあると思いますが、実際に数名の方を治療して、鍼灸師としてできることはたくさんあるな、と実感

 

共有も兼ねて症例紹介

 

症例 咳が残った患者様

60歳代 女性

 

新型コロナ感染症状は、

夜間、体が異常なほど熱くなり強い喉の痛み

体温は非接触型の簡易体温計で37度程の微熱だが、体はとにかく熱かったとのこと

翌朝、かかりつけ医にてPCR検査を受け陽性

次の日には体の熱さも無くなり、喉の痛みが残ったがそれも2,3日で落ち着いた

 

後遺症は、

自宅療養期間が明ける少し前から咳込むようになり、保健所に相談すると「咳が残る人の報告はたくさんあり、咳止めを飲んで仕事をしている人もいる。」との回答を受け、咳止めを処方してもらい飲んでいる

 

当治療室には発症後2週間程経っての来院

証立て、本治法の短い時間も、細かい痰混じりの咳を吹き出す様に繰り返す

肺の熱を捌くことを目的に施鍼

伏臥位で下腿頚肩部背部と鍼をすすめるとジワジワと大粒の発汗💦ご本人も戸惑うほど

胸に溜まった熱が発散されている証拠ですよ~、なんて話しながら治療をすすめ、少し汗が引き始めたところで施灸

再び仰臥位「体がスッキリしたー。嬉しい!」

受付まで歩かれ、体の軽さをさらに実感されたそうです😊

 

3日後、再び来院

治療次日、夜間咳き込むことはあったが、それ以降は寛解したとのこと👍

再び汗をかいてもらい、2回目の治療終了

 

今回の後遺症は「咳が残った」でしたが、その他に、食欲が無くなり無理に食べると下痢、強い倦怠感、少し動くと息切れ、副鼻腔炎、頭痛、動悸、咽喉の乾燥などを訴える患者様が来られています

 

同業者向けになるかもしれませんが、まとめられればまた投稿します

(写真はオリジナルですが、症例の施術写真ではありません)

 

お困りの方は、是非、ご相談ください😊

 

 

はり・灸 田中鍼療所

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