左膝に水が溜まり、夜間足を伸ばした状態で痛みがあり目が覚める、動作時の痛みのため仕事にも支障が出た患者様
膝関節痛がひどくなったのは昨年末とのこと。
初回治療時、触診で左膝の冷えが強く、右膝と比べて明らかに大きく、関節の隙間がギチギチに詰まった状態で痛みの強さが伺えます。膝のみではなく、ふくらはぎ、大腿部、腹部背部の筋肉の緊張が高い。
治療3回目で、大きさの左右差が少なくなり、関節の隙間も余裕が生まれました。患者様「歩き始めの痛みはあるが夜間の痛みは無くなった。」
治療6回目、膝の大きさ、関節周囲の冷え、全身の筋肉の緊張が緩和されています。患者様から「膝にシワができた。動くのがかなり楽になった。」とのお言葉。
膝関節の灸頭鍼(きゅうとうしん)。
鍼にお灸を付けて輻射熱で患部、ツボを温めます。鍼を併用することで普通のお灸と比べ、長く深く刺激します。
膝関節痛は、体重負荷・作業環境・筋力低下・関節の変形等、様々な要因が重なり、発症からの経過期間によって症状の改善状態が違います。
「起床時の痛み」「歩き始めの痛み」「体重をかけると痛む」は、危険信号。
お早めの治療をお薦めします。