「ちゃんと脈はうっとるか?」「大丈夫ですよ〜。元気にうってます(笑)」患者様との会話のやり取り。
田中鍼療所では、治療中、何度も脈を拝見させて頂きます。
当治療室のはり灸治療は、日本伝統鍼灸の一つ「脉診流 漢方はり治療」です。漢方はり治療は、五臓六腑の不具合から起こる気血津液(きけつしんえき)の過不足を、ツボに鍼をする事で改善し、様々な症状を治癒に導きます。
そして、漢方はり治療では、脉診(みゃくしん)という独特の診察法で五臓六腑、気血津液など、お身体の状態を見極め治療につなげます。この時の脈の字は脉と書きます。
脉診では、不整脈や脈の速い遅いだけでなく、強弱、浮いている沈んでいる、滑らかさや渋り などを感じ分けます。
写真 脉診 示指・中指・薬指を浮かせ沈めて、脉の状態を診ています。
とにかく、と〜〜〜っても、繊細!奥が深い!