膝関節痛が主訴の患者様
関節痛は、大きく2種類に分けて考えます。
1つは、「膝に水が溜まった」「膝の水を抜いてもらった」などと耳にしますが、これは何らかの原因で膝の関節の中で炎症を起こし、その反応で関節貯留液が関節内に多くなった状態。これは炎症性の疼痛なので熱を引かせる、関節内に多くなった関節貯留液を抜くといった治療になります。
2つ目は、関節内の炎症ではなく、関節周囲の筋肉や靭帯などの軟部組織が浮腫みや冷えにより、硬化して痛みになるものです。
上記の炎症性の疼痛が急性期、2つ目は慢性症状といえます。
今回診せて頂いたのは、2つ目の慢性症状。
触診で、膝関節周囲が浮腫み、五円玉ほどの面積で冷えを感じます。
患部周囲の浮腫みと冷えに効果が高い灸頭鍼(きゅうとうしん)
灸頭鍼は深部を温める、大変気持ちの良い鍼です。
関節痛でお悩みの方は、ご相談ください!