8/7は立秋、2025年の秋の始まりです。
しかし今年は暑い日が続きます。
こう暑いと体調が崩れちゃう、という人も多いと思います。
そこで、秋に入ったところなのに「夏バテ」について調べてみました!
夏バテとは?
一般的に夏バテとは、高温多湿な状態に対応できずに起こる「倦怠感、胃腸の不調、不眠、むくみや冷え、首肩のこり」などの様々な体調不良のことです。
東洋医学では・・・
日本の蒸し暑い気候は、外邪として人間の体に影響を与えます。
夕立の激しい雨が降り出す直前、蒸し蒸しとした暑さが充満します。そんな時、急に体がだる重く感じる、頭がボーっとする、または頭重を感じるといった経験はありませんか?
これは、外邪のうち「湿邪」と「暑邪」が体に影響を与えたために感じる不快感です。
湿邪は「過度な湿気」、暑邪は「過度な暑さ」のことで、これらが体に影響を与えると、脾(胃腸)がダメージを受けて消化機能が落ち、暑さを乗り切るのに大切な体のエネルギーや水分が生成できなくなり、食欲低下や下痢、倦怠感などの夏バテ症状が現れます。
夏バテのタイプ
東洋医学では夏バテを以下の3つのタイプに分類することができます。
①気虚(ききょ)タイプ
体質的にエネルギーが不足しがちで疲れやすい、風邪をひきやすい、食事の量が少ない、汗をかきやすく止まりにくい、すぐに横になりたい など
②陽虚(ようきょ)タイプ
体力があまり無く体が冷えやすい、また手足やお腹が冷える、下痢しやすい、小便の回数が多い、温かい飲み物や食べ物を好む など
③痰湿(たんしつ)タイプ
体がむくみやすい、体が重だるい、朝手や顔がむくむ、アイスクリームや冷たいジュースが好き、湿気が多い時や低気圧に弱い、お通じがすっきりしない
など
夏バテに効くツボ
①合谷(ごうこく)→胃腸の働きを整えます。
親指と人差し指の分かれ目にあるくぼみ。
親指と人差し指で手を挟み、親指をツボにあてて、指先が甲に食い込むくらいの力で強く押す。両手のツボを1回6秒、繰り返して10回ずつ刺激する。
②三陰交(さんいんこう)→血行を改善し、体を温めます。
内くるぶしの上から指幅4本分上がった骨の後ろ側。
親指をツボにあて、すねの骨に向かって強めに両足のツボを1回6秒、繰り返して10回ずつ刺激する。
③中脘(ちゅうかん)→胃腸の機能を整え、様々な消化器の症状に効果があります。
おへそとみぞおちの真ん中、おへそから指幅5本分上がったところ。お灸があれば火傷に注意して一日1回。無ければ蒸しタオルで温める、入浴時シャワーを当てるも良いですよ。
長期天気予報では、お盆明けくらいから気温が上がる予報です。ツボを使って残暑を乗り越えましょう!
もー、バテバテ!という方は、是非、ご相談ください!
スッキリ軽やかなお体に戻りますよ!