一年の中でも特に寒さが厳しい2月。また、2月も下旬頃になると冬の寒さと春の暖かさを行き来するようになり、気温の変動が激しくなります。
一日の中でも、朝は厳しい冷え込み、昼には日差しで暖かく感じたり、血圧も上がったり下がったり、冷えのために血流が悪くなったり、と体調を崩す方が多くなります。
寒暖差による体調不良は、気温差が7℃以上大きいと起こりやすいといわれ、体温を調整する自律神経が過剰に働いてしまい、さまざまな症状がでてしまう気象病の一つです。

寒暖差が原因で体調不良を起こしやすいのはこんな人
□暑さや寒さが人よりも苦手に感じる
□寒い外から暖かい室内に入ると顔が赤くなる
□自分だけ寒かったり暑かったりすることが多い
□頭痛や肩こり、めまいを感じることが多い
□季節の変わり目に風邪をひきやすい
□足の冷えを感じる
□温度が変わらない環境に長時間いることが多い
□体がむくみやすい
当てはまる数が多いほど寒暖差の影響を受けやすい体質だといえます。
2月の食養生
2月は厳しい寒さが続く中、春の兆しを感じられる時期でもあります。
冷えから体を守るのと同時に、身体を養い、エネルギーを蓄え、春に向けて体内環境をしっかりと整えることが大切です。
体を温めるものを積極的に取ると同時に、冷えによって低下しやすい「腎」の機能を補う食材を取ります。「腎」には生命力の大本である「気」と、生命活動を支える「精」という、生命活動を維持するのに特に大切なものがあるとされています。
「気」が不足する「気虚」の状態になると、息切れ、食欲不振、体力低下、疲れやすく風邪をひきやすい、といった不調が現れるほか、春先に飛んで来る花粉にも反応しやすくなります。
一年間を元気に過ごすためにも、栄養をしっかりと取り、2月に「腎」を補い、「気」と「精」を蓄えておくことが大切です。
2月のおすすめ食材
エビ
五味・・・甘・鹹 五性・・・温 帰経・・・肝・腎
エビは体を温めて、スタミナをつける強壮効果があります。そのため、海老は寒い時期や冷えのある人に向いています。海老は「腎」の「気」や「精」を補う作用があるため、男女ともに性機能が低下している人、高齢者の骨粗鬆症予防・認知症の予防、成長期の子どもに勧められます。特に脳みそが食べられる有頭海老や、脳みそや殻ごと食べられる小えびは、「腎」を補う作用が強いといわれています。また、血流をよくして体を整えるので、めまいやふらつき、手足の震えなどの症状にも効果的です。
ニラ
五味・・・辛 五性・・・温 帰経・・・肝・胃・腎
ニラは温め作用があり、足腰の冷え、遺精、腰痛などに有効です。内臓機能が高まるので、食欲が無いときにもよいでしょう。また、血流をスムーズにするので、狭心症などの胸の痛み、打撲による腫れや痛みにも効果があります。

今夜の一品にエビ・ニラに卵も併せて中華風に炒めちゃう!なんていかがですか?