最近、頭痛がする、夜目が覚める、寝つけない、夢を見て寝た気がしない、といった睡眠障害を訴えられる患者様が増えています。
冬の土用は2月3日まで。土用の最中は体調が崩れやすい。その影響でしょうか。
頭痛や睡眠障害、耳鳴り、首肩のこり等は、のぼせの熱が頭部を中心に上半身に強くなることで症状として現れます。
のぼせの熱による症状を改善する鍼
天柱(てんちゅう)や風池(ふうち)への刺鍼
「あ~、頭がすっきりした!」
「前回頭に鍼してもらったら、夜よく眠れたよ!。」
お喜びの声、多数
妊娠9カ月の新規の患者様
「逆子のお灸をして欲しい。」とのこと。
なんと!産婦人科の主治医の勧めでご予約頂きました。
こんな風に西洋医学と東洋医学が協力できると最高ですね~。
逆子のお灸 ツボ 至陰(しいん)
はり灸治療は、逆子のお灸、安産のお灸、産前産後の体調管理にもご利用頂けます!
26日、日曜日は名古屋にて、鍼灸学会 漢方鍼医会に参加。
楽しかったぁ〜。
新しい知識に触れる、自分自身の技術の再確認、違う角度からの視点の気づき。
良いものをたくさん仕入れることが出来ました。
写真は、四十肩 五十肩に対する灸頭鍼(きゅうとうしん)
たくさん刺激を受け、とっても良い一日になりました!
腰臀部の冷えが強く筋肉がこわばる為に腰痛が慢性化している患者様
はり灸治療では、浮腫みとなっている余分な水の巡りを促進し、血行を改善することで筋肉を温めます。その上でストレッチをプラスするとストレッチのみを行うより、筋肉はしなやかに無理なく伸びます。
浮腫みを取り、血行を改善して温める。その上で、ストレッチ。
はり灸治療+ストレッチ=即効性!
体調管理を目的に、月に1度、定期的に診せて頂く患者A様
腰痛や頚肩〜上腕部痛、咳や鼻汁の風邪症状など、その時々、状態に応じて治療を行います。
症状はその時によって違いますが、お身体はお肌の乾燥、背腰部~下肢の浮腫みがあります。このお肌の乾燥、浮腫みを改善して、頭寒足熱の方向にお身体を変化させることがA様の体調を整えることになります。
写真上 右足 治療前 肌の色が悪く静脈が浮き上がっているように見えます。
写真下 右足 治療後 肌の色がきれいになりました。静脈の浮き上がっていた感じも改善されているように見えます。何より、浮腫みが無くなり随分と細く見えます。
写真上 左足 治療前 右足と同様に肌色の悪さ、浮腫みがあります。
写真下 左足 治療後 右足と同様にきれいになりました。
今回はLINEカメラで編集した都合上、左右別々の写真比較となりましたが、変化が尚更ハッキリと分かります。編集といっても色合いや光の編集はしていません。上下に並べただけ。
ご本人様、ご家族様に見ていただくと
「え~!こんなに変わるの!?こんなに浮腫んでるとは思わなかった。」
とのこと。
左膝に水が溜まり、夜間足を伸ばした状態で痛みがあり目が覚める、動作時の痛みのため仕事にも支障が出た患者様
膝関節痛がひどくなったのは昨年末とのこと。
初回治療時、触診で左膝の冷えが強く、右膝と比べて明らかに大きく、関節の隙間がギチギチに詰まった状態で痛みの強さが伺えます。膝のみではなく、ふくらはぎ、大腿部、腹部背部の筋肉の緊張が高い。
治療3回目で、大きさの左右差が少なくなり、関節の隙間も余裕が生まれました。患者様「歩き始めの痛みはあるが夜間の痛みは無くなった。」
治療6回目、膝の大きさ、関節周囲の冷え、全身の筋肉の緊張が緩和されています。患者様から「膝にシワができた。動くのがかなり楽になった。」とのお言葉。
膝関節の灸頭鍼(きゅうとうしん)。
鍼にお灸を付けて輻射熱で患部、ツボを温めます。鍼を併用することで普通のお灸と比べ、長く深く刺激します。
膝関節痛は、体重負荷・作業環境・筋力低下・関節の変形等、様々な要因が重なり、発症からの経過期間によって症状の改善状態が違います。
「起床時の痛み」「歩き始めの痛み」「体重をかけると痛む」は、危険信号。
お早めの治療をお薦めします。
「ここで治療してもらうと、夜よく眠れて楽~。」
こんな嬉しいお言葉を、患者様から度々頂きます。
田中鍼療所(東洋医学)は、頭寒足熱(ずかんそくねつ)を健康体と考えます。
この頭寒足熱が崩れた、頭熱足寒(頭が熱くて手足が冷える)のお身体は、寝つきが悪い、夢をよく見る、夜中に目が覚めるなど、睡眠が浅くなります。
季節の変化に身体は敏感に反応します。
現在は、1/18土曜~2/3火曜の土用の期間に当たります。
土用は睡眠がとりづらく、頭痛、めまい、首肩のこり等が強く出ることがあります。
これらは、「のぼせ」が強くなることによって起こる症状。土用はお身体、症状に合わせ、より慎重に治療を行います。
そんな「のぼせ」を取る鍼
まず、全身調整で、お身体の中で上に登る熱を下げる、または、体内の水を巡らせることでのぼせの熱を冷やす、といった方向付けを行います。
そして、頭部や上半身、お肌に溜まったのぼせによる熱を直接取る、または、遠隔から熱を下げる鍼を行います。
写真は直接熱を取る「天柱」の鍼
今夜はぐっすり眠って頂けそうです。
朝食の定番、ベーコン。
我が家は、次男と娘が大好きなおかず。
でも、添加物が結構心配・・・。
そこで!
豚バラ燻製ベーコン作り!
塩漬け 1週間。 塩抜き 一晩。 脱水シートに半日くるんで。
燻製開始!
燻製器は私の最寄りのお店、amazonで購入。こうして見ると黒くて写真映えするというか、格好良い!
ついでに、6Pチーズも燻製に!
段々良い色になってきた!
先に燻された6Pチーズ。見てると我慢できず味見。
もちろん、ビールと共に(笑)
うま〜〜〜い!
初めて作りましたが、激ウマッ!
燻製ってこんなに美味しいの⁉︎クセになる!
自家製ベーコン、完成しました!
良い色。
子供達の評判も上々!
あ〜、楽しかった!
18日 土曜は、月に1度のスタッフ勉強会
今回のテーマは、臨床で活きる問診と伝え方 & 猫背リセット
患者様に今日の状態をお聞きするって、意外と難しい。
取り留めのない話ではなく、治療に直結する情報をピックアップ。そして、患者様にとって有益な情報をお伝えする。
「どうしたらいいか分からなくなるんですよ〜。」
そうなんですよね。分からなくなる。十人十色。患者様お一人お一人状態は違い、お話しいただく言葉も違う。そして、伝える事はもっとハードルが高くなる。キーワードは「共通言語」。
猫背リセットは田中鍼療所オリジナル
私が色々な手法とオリジナル手技を組み合わせて考案しました。現在、猫背リセットを行えるスタッフは1人だけ。
先輩スタッフから後輩に指導。
手技や順序を覚えるのが大変です。↑ 実技を受けながらメモ。勉強熱心!
猫背リセットは人気メニュー。是非とも使えるようになってもらいたい!
手技の具合を私がチェック。
う〜〜〜ん、もう少し力を抜いてね。
私も含めて課題は盛り沢山。でも、課題があるって、とっても楽しいことです!
胸椎の圧迫骨折による、背腰部の痛み、動作時の肋間神経痛様の胸腹部の痛み が主訴の患者様。
背部の痛みのため、仰向けが難しいので、横向き(側臥位)で治療を行います。
痛みの原因は胸椎の骨折ですが、東洋医学は五臓六腑のバランスを整えることで、自然治癒力を高める全身療法です。患部だけに焦点を当てるのではなく、全体を温めしなやかなお身体創りを目指します。
その目安として「足の温まり」は重要です!
写真上は治療前 触診で、下肢の強い冷えと筋肉の張り、足裏は全体に血色が悪く、足先やかかとの一部が赤黒く変色しています。
写真下は治療後 足裏は鮮やかな血色の改善が見られ、赤黒い変色も改善されています。触診では治療前の強い冷えは消え温かくなりました。
冷えると身体は硬くなり、様々な症状が強くなります。温まると身体はしなやかになり、様々な症状が改善します。
「温かくなる」が治療効果の目安です。