明日は立春。
まだまだ寒さは続いていますが、少~し日も長くなり、徐々に春めいてきます。
気持ちの良い季節。楽しみ。
しかし、そんな春は花粉の季節。
すでに治療室では「なんか飛んでる?鼻がかゆくって~。」
なんて話もチラホラ。
そんな症状によく効くツボがあります。
陽谿(ようけい)
東洋医学では、目のかゆみ、鼻汁、鼻閉などのアレルギー症状は、お体が徐々に高まる春の陽気に対応できず、体内に溜まった余分な熱や水が悪さをするために起こると考えます。
「余分な熱を排出し、水を捌けるお体作り」がアレルギー症状の根本治療です。
右腰臀部痛、時に坐骨神経痛様の下肢の痛み、頑固な便秘でお悩みの患者様。
背部の筋肉が硬く、右臀部の筋緊張が高い。下肢の冷え、皮膚の乾燥が強く、肌、筋肉の硬さが特徴的です。
写真上 治療前 足を拝見すると、皮膚の色が悪く、外くるぶし~踵が赤黒く変色しています。
写真下 治療後 ふくらはぎも含め、全体的に皮膚の色が明るくなり、くるぶし~踵の赤黒さも解消されています。血行が改善され毛細血管が開いて、筋肉、皮膚表面まで潤ったかのように皮膚や筋肉の硬さが改善されています。
写真を患者様に確認してもらうと
「こんなに変わるものなんやねー。」と驚かれ
「あー、体がポカポカするよ。気持ち良い!」
最近、頭痛がする、夜目が覚める、寝つけない、夢を見て寝た気がしない、といった睡眠障害を訴えられる患者様が増えています。
冬の土用は2月3日まで。土用の最中は体調が崩れやすい。その影響でしょうか。
頭痛や睡眠障害、耳鳴り、首肩のこり等は、のぼせの熱が頭部を中心に上半身に強くなることで症状として現れます。
のぼせの熱による症状を改善する鍼
天柱(てんちゅう)や風池(ふうち)への刺鍼
「あ~、頭がすっきりした!」
「前回頭に鍼してもらったら、夜よく眠れたよ!。」
お喜びの声、多数
妊娠9カ月の新規の患者様
「逆子のお灸をして欲しい。」とのこと。
なんと!産婦人科の主治医の勧めでご予約頂きました。
こんな風に西洋医学と東洋医学が協力できると最高ですね~。
逆子のお灸 ツボ 至陰(しいん)
はり灸治療は、逆子のお灸、安産のお灸、産前産後の体調管理にもご利用頂けます!
26日、日曜日は名古屋にて、鍼灸学会 漢方鍼医会に参加。
楽しかったぁ〜。
新しい知識に触れる、自分自身の技術の再確認、違う角度からの視点の気づき。
良いものをたくさん仕入れることが出来ました。
写真は、四十肩 五十肩に対する灸頭鍼(きゅうとうしん)
たくさん刺激を受け、とっても良い一日になりました!