新型コロナ後遺症を主訴とした患者様がチラホラ来院されるようになりました🧐
症状の軽重や病状で適応不適応はあると思いますが、実際に数名の方を治療して、鍼灸師としてできることはたくさんあるな、と実感
共有も兼ねて症例紹介
症例 咳が残った患者様
60歳代 女性
新型コロナ感染症状は、
夜間、体が異常なほど熱くなり強い喉の痛み
体温は非接触型の簡易体温計で37度程の微熱だが、体はとにかく熱かったとのこと
翌朝、かかりつけ医にてPCR検査を受け陽性
次の日には体の熱さも無くなり、喉の痛みが残ったがそれも2,3日で落ち着いた
後遺症は、
自宅療養期間が明ける少し前から咳込むようになり、保健所に相談すると「咳が残る人の報告はたくさんあり、咳止めを飲んで仕事をしている人もいる。」との回答を受け、咳止めを処方してもらい飲んでいる
当治療室には発症後2週間程経っての来院
証立て、本治法の短い時間も、細かい痰混じりの咳を吹き出す様に繰り返す
肺の熱を捌くことを目的に施鍼
伏臥位で下腿→頚肩部→背部と鍼をすすめるとジワジワと大粒の発汗💦ご本人も戸惑うほど
胸に溜まった熱が発散されている証拠ですよ~、なんて話しながら治療をすすめ、少し汗が引き始めたところで施灸
再び仰臥位「体がスッキリしたー。嬉しい!」
受付まで歩かれ、体の軽さをさらに実感されたそうです😊
3日後、再び来院
治療次日、夜間咳き込むことはあったが、それ以降は寛解したとのこと👍
再び汗をかいてもらい、2回目の治療終了
今回の後遺症は「咳が残った」でしたが、その他に、食欲が無くなり無理に食べると下痢、強い倦怠感、少し動くと息切れ、副鼻腔炎、頭痛、動悸、咽喉の乾燥などを訴える患者様が来られています
同業者向けになるかもしれませんが、まとめられればまた投稿します
(写真はオリジナルですが、症例の施術写真ではありません)
お困りの方は、是非、ご相談ください😊
例年より早い梅雨明け
昨日、一昨日の急な気温上昇
こんな気候変化に体はついていけません
眠りが浅くなる、頭がフワフワする、頭痛、首肩のこり、呼吸苦、倦怠感などといった症状を訴える患者様が急増
暑さと湿度が影響して、体内にも余分な熱と水が溜まることが原因
治療は、頭部・上半身を中心に溜まった余分な熱を取り、むくみの原因となる過剰な水分をさばきます
体の重だるさ、暑苦しさが取れて、スッキリ、サッパリしますよ
夜も深く眠れるようになります。
2週に一度、美容鍼 スペシャルリフトアップコース をご予約いただくクライアント様
リフトアップする筋肉にパルス通電中、スマホで読書
「この時間は、誰にも邪魔されない自分の時間だからね。」
日常の多忙とストレスから少し解放される時間だそうです
気になる方は、お気軽にご相談ください!
足のだるさや右膝関節の痛み、むくみと冷えを訴えられる患者様
うつ伏せに寝られた足裏の色の左右差がすごい
右膝痛を訴えられるだけあって、右足裏の色が赤黒く冷えの強さを表しています
ご本人にも確認していただくと、こんなに違うの!と驚かれます
寒暖差はあるとはいえ、5月の下旬
驚かれるのも無理はない
↓ 途中経過の写真を撮り忘れました
治療終了時、左右差が解消されました
ご本人も「足が温かくなってきた。」と実感されます
気温は徐々に上がってきますが、身体の冷えは別物
腰痛、坐骨神経痛、膝関節痛は下肢のむくみや冷えで症状が増減します
お困りの方は、是非、ご相談ください!
寒暖差や降雨といった気候の影響もあり不眠傾向の患者様が多くみられます
寝つきが悪い、夜間・朝方に目が覚める、夢が多く寝た気がしない、等々
そんな夜が続くと、倦怠感や頭痛、耳鳴り、動悸、首肩こりといった症状も起きやすくなります
そんな不眠症状にもはり灸治療は対応します
上半身と下半身のバランスが崩れ、頭部の熱が強くなると不眠の元になります
良質な睡眠をとるには、「頭寒足熱」
はり灸治療の治療目標は、頭寒足熱です
寝つきが悪い、夜間・朝方に目が覚める、夢が多く寝た気がしない、といった不眠症状
不眠症状に伴う、倦怠感や頭痛、耳鳴り、動悸、首肩こり
でお悩みの方は、是非、ご相談ください!